2013年3月1日金曜日

『うんがにおちたうし』      The Cow Who Fell in The Canal

ポプラ社
『うんがにおちたうし』
ぶん フィリス・クラシロフスキー
え ピーター・スパイアー
やく みなみもと ちか

THE COW WHO FELL IN THE CANAL
by PHYLLIS KRASILOVSKY
illustrated by PETER SPIER

夏も冬も、来る日も来る日も草を食べミルクをだして、毎日退屈している牛のヘンドリカ。
ミルクを町へ運んでいる馬のピーターから、町がどんなに楽しいところか聞かされて、町へいってみたくなります。
あるとき、うっかり運河に落ちてしまい、そのまま町へ流されてゆきます。
たどりついた町は、ピーターの話していたとおり、楽しいことだらけで、ヘンドリカはおおはしゃぎ!

オランダといえば、チューリップ畑に風車の牧歌的な風景を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
この絵本のイラストは、そんなオランダの田舎の風景や町の様子が綺麗な色彩で描かれており、絵を見ているだけでも楽しい。
私も、この絵本のイラストを見て、子供ゴコロに、このオランダというところに行きたい、と思ったものです。
そして、大人になった今、また読み返してみて、やっぱり大人ゴコロにも、オランダにいってみたいな~と。(いつか行くぞ~!)

そうそう、この下の絵のように、船が来ると上がる橋を“跳ね橋”というらしいのですが、今でもオランダではこのような“跳ね橋”が数多くみられるのだとか。
船が橋の下を通って橋が上がってる間は通行できないから、“橋待ち”でイライラとか渋滞とかないのかしらね~

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