2013年4月26日金曜日

『どんどんきいて!ASK ME!』

小学館
『どんどんきいて!ASK ME! 』
作 アンティエ・ダム
訳 石津ちひろ

「もしもじぶんが、おうさまか、じょおうさまだったら、なにをかえてみたい?」
「おとなになったら、やってみたいことはなあに?」
「いつか、すんでみたいところはどこ?」
など、92のかわいい「問いかけ」の質問絵本。
お話ができる月齢の子供となら、予想もしない、面白い会話に発展しそう?!


日本語、英語の両方で書かれているよ。
 

2013年4月19日金曜日

Wheels On The Bus

Wheels On The Bus
by Raffi and Sylvie Wickstrom
1歳半くらいから、糸まきの歌にあわせて、手をグルグル、トントンするようになって、2歳の誕生日を過ぎてから急に、これまで私が歌って聞かせていた歌を少しずつ口ずさむようになって、一緒に遊べるのがますます楽しい今日この頃。
(魔の2歳、イライラすることも多々ありますが)

この歌を歌うと、息子が喜んで一緒に手遊びしながらうたってくれる。
私に歌をリクエストするときは「バス~!」(まだ、バスの歌、とは言えない)。

Wheels →Round and Round(手のひらを前に向けて、輪を描くように)
Wipers →Swish Swish Swish(両手でワイパーみたいに動かす)
Driver →move on back(後ろに下がってください、ってかんじのポースで)
People →Up and Down(バスの乗客が、上下に揺れているかんじで)
Horn →Beep Beep Beep(クラクションを鳴らすまねしながら)
Baby →wah wah wah(赤ちゃんがワァワァ泣くように、泣きまねしながら)
Parents →Shh Shh Shh(お母さんが、赤ちゃんにシーっていってるみたいに、人差し指を唇にあてながら)




厚紙でできたボードブックなので丈夫です。

この絵本に載っている歌詞以外にも色々、多少違った歌詞があるみたい。
The door on the bus Goes open and shut,
Open and shut, open and shut.
The door on the bus Goes open and shut,
All through the town.
The Driver on the bus says Tickets please,
Tickets please, Tickets please.
The Driver on the bus says Tickets please,
all through the town.
The brakes on the bus Go squeak,
squeak, squeak,squeak, squeak,
The brakes on the bus Go squeak,
All through the town.

2013年4月12日金曜日

『あかいひかり みどりのひかり』

童話館出版『あかいひかり みどりのひかり』
作 マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵 レナード・ワイスガード
訳 谷川俊太郎
朝、トラック、くるま、馬、子供、犬、猫、ねずみ、みーんなそれぞれの家からでてきて、信号の赤と緑のひかりに従って、でかけていく。
夕方、やっぱり信号の赤と緑のひかりに従って、みんなが家に帰っていく。
あかいひかりでとまれ。
みどりのひかりですすめ。

絵本にしては、少し暗っぽい、地味なイラストだな、というのが最初の印象。
何度が読んでいるうちに、2歳になる息子JoJoが食いついてきた。
特に“あかいひかりで止まれ!STOP!みどりのひかりですすめ!GO”というところが気に入ってるのか、一人でも、じーっと絵を見たりして、赤の信号を見つけては「赤、シュトーップ(STOP)」「グリーン、ゴー(GO)」とか言ってる。



絵本のおかげで、車ででかけると、信号を見るたびに「あかいひかりでとまれ~、みどりのひかりですすめ~」っていうのが、私の口癖になってるよ。
 

2013年4月5日金曜日

『太陽へとぶ矢』Arrow to the Sun

ほるぷ出版
『太陽へとぶ矢』
ジェラルド・マクダーモット さく
じんぐう てるお やく

ARROW TO THE SUN
A Pueblo Indian Tale
by Gerald McDermott
1975年のカルデコット賞受賞作品。
子供の頃に、鮮明な幾何学的なイラストが好きで何度も読み返した本。
大人になってから、英語版も買い足した。
絵本好きな方なら、この絵本をご存知の方も多いのではないでしょうか。

お父さんのいない、プエブロ・インディアンの男の子が、父親探しの旅にでかけ、矢作りの老人と出会います。老人は男の子が太陽の神の子だと見抜き、男の子を矢にして太陽に放ちます。
太陽の神は男の子に、四つの恐ろしい部屋(キバ)を通り抜けるようにと試練を与えます。
見事、試練に耐えた男の子は勇敢な戦士に成長して村に帰ってくる、というお話です。
少年が試練のためにくぐった4つの部屋「キバ」は、インディアンが祭事を行う神聖場所であり、鍛錬する所でも恐ろしい所でもない、とか、父親なしで子供が生まれることや、少年が太陽の神の子である、というのがキリスト教に似た父性的である-などなど、大人の間では、色々議論もあるようですが。

子供のために創作された絵本ですから、子供が物語やイラストを気に入って、繰り返し、繰り返し読みたくなるのなら、いいと思いますけどね。
子供が色々理解できる年齢になったら、そういう点も補足としてお話してあげるのもいいかもしれません。